金融関係で「オートローン」という言葉を耳にしますが、オートローンとは一体何のことなのでしょうか？
オートローンについての解説と、オートローンを選ぶ際の賢い選択方法をまとめてみました。
オートローンとは？
オートローン（マイカーローン）というローンがあるのをご存知ですか？
オートローンとは、車を購入する際に組むローンのことです。マイカーローンや自動車ローンとも呼ばれています。オートローンの中には運転免許取得や車検のためのカーローンもあります。
さらに消費者金融会社が提供しているオートローンもありますが、これは車を分割払いで購入するためのものです。
自動車ローンの種類はかなり増え、カーディーラーに任せっぱなしではなく自分でローンを組むことを選択する人も増えてきました。
銀行、信販会社、消費者金融会社、損害保険会社など、さまざまな金融会社が提供しているマイカーローンは、多種多様な種類があります。
一般的にオートローン（マイカーローン）の目的は、車を購入するための費用を賄うことですが、先に説明したように、新車や中古車の購入だけでなく、車検や修理、自動車教習所、個人売買、運転免許証の取得などにも利用できるマイカーローンもあります。
自動車ローンの金利には、変動金利と固定金利の2種類があります。20歳以上で毎月安定した収入があり、無担保債務の総額が年収の50％を超えないこと、他のローンと合わせた年間返済額が年収の40％を超えないことが条件です。
以上が、自動車ローンの一般的なガイドラインです。
オートローンの選び方・賢い選択方法は？
オートローン（自動車ローン）の賢い選び方とは？
オートローン（マイカーローン）には大きく分けて、信販会社やカーディーラーのオートクレジットと、銀行や信用金庫、JAが取り扱うマイカーローンがあります。
オートクレジットは、最も簡単で迅速な申し込みと審査が可能な方法です。デメリットは、マイカーローンに比べて金利が高いことと、返済まで車がディーラーや信用機関の所有物であることです。
マイカーローンでは、マイカーローンよりも低い金利で融資を受けることができ、借りたお金を車検や運転免許証の費用に充てることができます。そしてマイカーローンでは車を買った瞬間からその車を所有することになります。弱点としては手続きに時間がかかり、面倒くさいことです。
申し込みに必要な書類は会社によって多少異なりますが、どちらのオートローンでもほぼ同じです。運転免許証などの本人確認書類や、収入を証明する源泉徴収票、住民票や車の購入証明書などが必要です。
近年では、メーカー系クレジット会社でも、残価設定型リースである残価設定型オートローンを提供していたりします。残価設定型オートローンでは、購入時に購入金額の一部を積み立て・据え置きます。一定期間経過後、予定通り車を下取りに出すか、残金を支払うかを選ぶことができます。月々の支払い負担を軽減できるリースの特徴と、残りの価格を支払えば購入者の車になるというメリットを兼ね備えた自動車ローン商品です。
